謎マジックの和樹さんに、毎週金曜日に、名古屋は大須にあるイエローサブマリンに集まってボードゲームを遊んでいる方々がいると教えて頂きました。主催の方のはてな(id:bg-rev)を教えて頂いたので確認にいったところ「イズミ……って、あれ? ni-toさんじゃん!」。
と言うわけで、ライトノベル系サイト管理人であれば知らないひとはいないni-toさんことイズミさん主催のゲーム会に行ってきました。
会場に辿り着くと、どうやらMtGの大会が開かれていたらしく、非常に盛況。暑いくらいです。
ni-toさんの他にねくろんさんもいらっしゃって、発売されたばかりの『ソードアート・オンライン』のカードゲームを遊んでいました。『SAO』は未読だし、未視聴だし、最近、デッキ構築に対する熱意が落ちていたので、2卓に別れるタイミングで片方に入ることにしました。
ゲシェンク
(プレイ時間:23分)
ボードゲーム初めてという方が3名いらっしゃったので「まずは軽く遊びましょう」と言うことで『ゲシェンク』。
久々です。
とても久々です。
どうやらni-toさんも久々だった様子で、自分がインストすることに。
さっくり2回やりましたが、席順的に初心者の方の下家に座ってしまい、非常に美味しく、手堅く勝利してしまいました。なんと大人気ない……。
(1戦目:秋山1、クリさん-17、kouさん-28、カズアキさん-37、ni-toさん-43)
(2戦目:秋山1、イズミさん-17、kouさん-35、カズアキさん-44、クリさん-75)
ファブフィブ
(プレイ時間:27分)
ここで、たけさんという方が、いらっしゃって6人になりました。
6人で遊べて、初心者の方も、それなりに楽しめるもの……というわけで『ファブフィブ』を遊ぶことに。ブラフ系は勝てないまでも勘所が掴みやすいので、ボドゲ初心者の方も、とっつきやすいと思うんですよね。
『ファブフィブ』は人数の多い前半と後半とで、けっこうプレイ感が変わるゲームです。前半は、一度、流してしまえば自分の手番はやってこないので、なるべく安牌を受け取ることができるように手番の調整に苦心すればOKです。上家から回ってきたカードは、基本的に受け取ってしまい、下家が受け取りやすい数字に調整して回してあげればOKです。
後半は少人数で、2回転する可能性を意識して、いつ攻めるかを考える必要があります。嘘をつくタイミングでつかないタイミング、この見極めですね。
最終的に、たけさんと一騎打ちの結果、負けました……。
(たけさん勝利、イズミさん、カズアキさん、クリさん、kouさん、秋山敗北)
仮面の使者
(インスト:17分、プレイ時間:52分)
ここでkouさん、カズアキさん、クリさんのお三方が帰られて、オジカさんという方が卓に入りました。
1作くらいは遊んだことのないゲームを遊びたいなあと思って『仮面の使者』をリクエスト。持ち主のni-toさんも未プレイとのことで、ルールブックを読みながら、手探りでプレイ開始です。
ゲームとしては……うーん、古き良きドイツゲーム、と言った感が強いですね。さっくり説明すると、全5種類のギルド点を、それぞれ1点以上集めるか、1種類のギルド点を4点集めるかで勝利というもので、カードをドラフトした後、4枚のカードを場にプレイしていきます。お金があるひとは特殊カードを購入して、それをプレイしても可。場がカードで埋まったら、カードの数比べをして、ギルド点やお金を獲得する、と。
ふつうにプレイすると、お互いに睨みをきかせ、足を引っ張り合い、邪魔し続けるだけのゲームになってしまいます。なんとか抜け駆けしようにもカードをドラフトしているので、全員のカードは平準化されていて、場が膠着しがちです。
状況を打破するために、中盤から、秋山は完全にたけさんアシストに走りました。たけさんが勝利にチェックを掛けたところで、攻撃手段を持っていたオジカさんとni-toさんから手札を吐き出させ、その隙を突いて、自分の1点を確立させます。
そんなふうにして、足を引っ張り合いながらプレイをしていって、最終ラウンド。4人全員が勝利条件を満たすことができるという状況に至り、最終的に手番の関係上、たけさんの手に勝利が転がり落ちました。
多分、特殊効果を持ったカードを投入したり、ドラフトを投入したり、いろいろ頑張ったのでしょうが、骨子となるシステムがシンプルなのか、考えどころがなさすぎて、ちょっと……という感じでした。根っこのところに、少し手を加えれば、がらりとプレイ感が変わりそうですね。アートワークが極めて良かっただけに、ちょっと残念です。
(たけさん勝利、ni-toさん、オジカさん、秋山敗北)