雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

イマーシブシアター『speakeasy OZ presents GRAND OPENING PARTY』の感想

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 7月28日に、たった1日だけ開催されたspeakeasy OZさんによる『GRAND OPENING PARTY』に参加してきました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

概要

パーティーを舞台とした参加型演劇です。
お客様は会場内をスタッフに誘導され移動しながらお芝居をお楽しみいただきます。
パーティーにご参加頂いたみなさまは、パーティーを楽しむとともにある事件に巻き込まれていきます。


★謎解き要素はございません。お客様の行動次第で物語は変化致しません。
★ちょっとしたクエストが用意され歌やダンスのエンタメも楽しめるメインルート「かかし」(定員10名)
★物語やキャラクターをより深く理解できる!?演劇要素が強く、謎の真相に迫るサブルート「ぶりき」&「らいおん」(定員各5名)
★この3種類以外にも隠しルートがあるとか!?
★ひとつの物語が3つのエリアで同時進行致します。お時間に余裕のある方は複数ルートの参加をオススメしております。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01kzzw10aw5e5.html

 イマーシブシアター風と銘打たれた作品です。
 公演時間は40分で、チケットは前売り2000円。リアル謎解きゲームの文脈から考えると、少しお安めです。

ストーリー

【パーティーのご招待】
今年4月にオープンした隠れバー
「speakeasy OZ」のレセプションパーティーを開催いたします!
選ばれし者だけが参加出来る秘密の魔女集会!(イマーシブシアター風)
パーティーでは、「オズの魔法使い」にちなんだ催しを予定しています。
かかし・ぶりき・ライオンそれぞれのグループに別れたゲストのみなさんには、
パーティーの中でそれぞれの大切なものを探していただきます!

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01kzzw10aw5e5.html

 チケットは、かかし・ぶりき・ライオンの3種類に分かれており、それぞれごとに定員が決まっています(10名、5名、5名)。受付時に自分が抑えたチケットを伝えると、それぞれ異なるミッションや情報が与えられます。

感想

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 この作品を隅から隅まで、深く知るためには最低でも3回の参加が必須である。というのは、イベント情報を見た時点で感じました。何なら、隠しルートを意識して、4回、参加する必要があるとも思いました。
 しかし、初めての団体さんに、いきなり8000円も投じる気になれず、まずは様子見で、かかしで参加して、面白かったら当日券を買うことにしました。


 チケットを購入した翌日、1通のメールが届きました。
 そこには、このイベントの裏と言いますか、真のストーリーとも言えるものが書かれていて、ぎょっとすると同時にテンションが高まりました。


 イベント当日、会場に到着すると受付の時点から物語が始まってワクワクとドキドキがないまぜになった感情に支配されます。
 そのまま、限られた時間のなかで課せられたミッションを遂行したり、ライブやダンス、芝居などを楽しんでいるうちに、またたく間に40分が過ぎ去りイベント終了となり、会場の外に出されます。


え、これで終わり? どういうことだったの??


 困惑しつつ、周囲を見回すと、秋山と同じかかしを選んだ方や、おそらくはぶりきやライオンを選ばれた方も、なんだか呆然としています。
 ちょっと話しかけてみて、軽く情報共有してみましたが、誰も全体像が見えておらず、一様に「これは、繰り返し参加してみないと、よく分からん」という感想を抱いている様子でした。
 初回公演のなかで、次以降の回も予約されていたのは全体の3分の1ほどだったでしょうか。上述の通り、秋山は「面白かったら当日券を抑えよう」というスタンスだったのですが、残念ながらチケットは完売とのことで「ま、いっか。2000円で知らないアイドルや役者さんのパフォーマンスを観たことにしよう」と思って、そっと立ち去りました


 SNS等での情報共有はOKとのことで、帰り道、ハッシュタグ #夏スピ でTwitterを確認しましたが、分かるような分からないような……。
 やっぱり思い切って8000円払ってチケット4枚、抑えておけば良かったと思うと同時に、まあ、2000円でイマーシブシアターの片鱗を体験できて良かったかなとも思います

一緒に遊んだぺこらさんの感想

40分間、いろいろあったよね

あったね

え、終わり?

変わったドリンクが飲めたね

そうね。オリジナルカクテルが頼めるっていうのは、この手のイベントとしては、ちょっと斬新かも

もっと動き回るかと思ったよ

確かに。思いの外、見てるだけだったね。でも、イマーシブシアターって、観客が物語の世界に入り込んで、間近で役者さんの動きを見るだけだから、リアル謎解きゲームよろしく、物語の主人公になるわけじゃないんだよね。そういう意味では、動き回らないのも、道理と言えるのかも

そっか。説明書きにあった歌やダンスが楽しめるっていうのを、自分たちが歌ったり踊ったりするのかと思っちゃったよ

終わりに

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 今回のイベントは、言ってみれば序章的な位置づけで、本格的なものを10月25日から26日の2日間『speakeasy ENCHANTED』というタイトルで開催されるとのことです。
 残念ながら、この期間、秋山はエッセンシュピールに参加するためにドイツに行っており参加できませんが、この記事を見て、興味を覚えた方は、是非、参加してみてください。そして、よろしければ感想を教えてください。よろしくお願いします。