雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

極上のミステリー謎解き『誰がコマドリを殺したか?』の感想

f:id:sinden:20191115000258j:plain
 物語要素のある謎解きで知られるよだかのレコードさんが、11月10日にドラマチックホールという新たな施設をプレオープンしました。そして、かつて大阪で2日間で開催した限定公演『Who Killed Cock Robin -誰がコマドリを殺したか?-』を再演しています。
 プレオープン初日に訪問し、遊んできましたので感想を書きます。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

概要

 ホール型のリアル謎解きゲームとなります。
 1チーム5名が参加し、テーブル上で様々な謎を解いていきます。1回の講演には、全部で8チームが参加します。

ストーリー

ここは 人間のような動物たちが住む 不思議な村
あなたが村に入ったその瞬間
村に住むコマドリが何者かによって殺された
閉ざされた村の門 次に開くのは1時間後のはずだった
しかし 埋葬が完了しなければ いつまでも開くことはないという
60分が経過するまでに埋葬を終わらせ 村から脱出せよ

https://www.yodaka.info/event/1809cockrobin/

 プレイヤーは、不思議な村を訪ねた旅人となり、コマドリの埋葬を完了し、村から脱出することを目指します。

難易度

 秋山が参加した回の成功率は下記の通りです。

・参加チーム:8チーム
・成功チーム:5チーム
・成功率:62%

 この成功率を見ると、難易度は低めなのでは? と思われるかもしれませんが、そんなことは全然ありません! プレオープン初日であるが故に、歴戦の猛者が揃って、この結果と言えるでしょう
 事実、秋山は失敗しました(自慢できない……)

会場について

f:id:sinden:20191115000331j:plain
 会場となるドラマチックホールは、もちろん初めて訪ねることになるので、時間に余裕をもって訪問しました。
 写真は、開場の1時間前に撮影したもの。ちょっと暗いですが、看板なども出ていて迷うことはありませんでした。
 ちなみに会場は地下1階となり、扉をくぐるとすぐ階段になります。

ゲームの感想

f:id:sinden:20191115000354j:plain
 いやあ……痺れました!
 かなり面白かったですね
 物語性と言うか、ミステリー性と言う観点では、よだかのレコードさんのベストではないでしょうか? 非常に気に入りました。傑作です


 抜群に好みですが、その一方で、終わった後に「これは謎解きと言えるのか?」とも思い、久々に帰りの電車で「謎解きとは何なのか?」と考え込んだりしました。
 人によっては「これは謎解きではない! 期待はずれだった!」となるかもしれません。
 賛否両論のある、尖った作品であることは間違いないでしょう。
 大絶賛するひともいれば、なかったことにしたいひともいるような。
 脱出失敗はしましたけれど、個人的には間違いなく前者です。成功したかったと強く思いますし、もし時間内に解けていたら……とも思いますが、そういう諸々を越えて、物語体験として非常に良かったです。
 ひとを選ぶかもしれませんが、ミステリー好きであれば最高に楽しめることでしょう。

一緒に遊んだぺこらさんの感想

面白かった! 新しいホールも良かったし。ストーリーも良かった。ミステリーだったね。っぽくない!?

ミステリーだと思ったよ、ぼくも

謎解きよりもミステリー寄りだよね。でも、いいと思う! いいと思うよ、こういう路線。私は好きだよ。ドラマチックだしね! 物語性が強い作品だと思う

よだかのレコードさんは、物量だったり、モノ感のある公演もいいけれど、やっぱり、こういうのが良いよね!

オリジナルでここまで作り込めるのは、よだかのレコードさんならではだと思うよ。我々は、どうして失敗したんだろうね?

最後、ちょっと迷走してしまったよね

謎を追い求め過ぎてしまった。もっと、しっかり、ちゃんと世界観を考えるべきだった

盲点だったよねえ

終わりに

f:id:sinden:20191115000425j:plain
 今回はプレオープン期間中ということで、会場の全域は用いず、ホール空間だけを使って遊びました。
 ちょっとだけ見えましたが、チェックポイントや工事中の奥の空間も、使いようによっては楽しい仕掛けができそうだったので、本オープン、そして、このドラマチックホールで開催することを前提とした公演の開催が楽しみですね。