エッセンシュピール2019で入手した『療養所からの脱出(体験版)(Escape from the Asylum(Demo Version))』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
展示されていた製品版は、箱に入っており、しっかりとした自宅で遊べるタイプのリアル謎解きゲーム、つまり持ち帰り謎でしたが、今回、紹介するのはDemo Versionということで小規模なものです。
形式としては封筒に入っており、カード枚数も謎数も少なめです。
ゲームの感想
想像していたよりストーリー性が豊かでした。
なんとなく事前の想像では、理由なく精神病棟に放り込まれたので、なんとかして脱出せねば、くらいのゆるいストーリーなのでは? と思っていましたが、ぜんぜんそんなことはなかったです。
父を亡くし、失意のどん底にあった主人公は、兄弟のハメられて、この精神病棟に入れさせられてしまうのです。なんとか脱出しないと、手術をされ大変なことになってしまう! そんなストーリーが、わりとガッツリと書かれていて、最初のうちはカードをめくってもストーリーばかりで謎が出てこなくて驚きました。
プレイ時間的には30分弱。
日本語化されていたら、15分も掛からなかったでしょう。
体験版だからか小規模でしたが、それでも物語の重厚さは伝わってきましたが、精神病棟内の各部屋が封筒という形で表現されていて、謎を解くことで、封筒を開けて、室内の情報が手に入るという仕組みは面白いなと感じました。
一緒に遊んだぺこらさんの感想
続きが気になる!!
確かに。あの状況から、どうなるんだろうね。やっぱり、ただ単に緊迫状態から脱出しろって言われるんじゃなくて、ちゃんとストーリーがあると、前向きと言うか、積極的に、脱出しなきゃ! って気分になるよね
うん。しかも、本編の序章も序章だったじゃない。だから、余計に買いたい! ってなるんだよね。他のシリーズだと、ぜんぜん別のストーリーだったりするじゃない
『50クルーズ』なんかは、本編と体験版の内容が乖離してるよね
いいと思う
終わりに
既に、グローバルでは製品版がリリースされていますし、BGGを見るとお隣の韓国では、韓国語版がリリースされているようなので、日本での日本語版発売も期待したいですね。よろしくお願いします!
【4月22日追記】ホビージャパンから日本語版の発売が発表!
【新製品案内】記憶喪失のキミは、閉じ込められた療養所からの脱出を試みる……本日複数のストーリーラインが絡み合う脱出ゲーム『療養所からの脱出』の案内を各取引先様に送付いたしました。近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。#BoardgameJP pic.twitter.com/aaY22PExt1
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2020年4月21日
ホビージャパンから、日本語版の発売が告知されました!
やったー! ありがとうございます!!