雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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謎解き『アンロック! ミステリーアドベンチャー』の感想

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 ホビージャパンより発売されている『アンロック! ミステリーアドベンチャー』を遊びました。
 ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

ゲームの概要

『アンロック!』シリーズは、フランスのSpaceCowboys社よりリリースされている謎解き系のゲームです。1箱に3種類のシナリオが含まれており、それぞれ制限時間60分以内に、状況からの脱出や解決を目指すという仕組みです。
 主なコンポーネントは、カードのみであることが多く、カードから得られる情報を元に、導き出した答えをアプリに打ち込んで、ストーリーを進めるという形式です。
 コンポーネント破壊はありませんが、その性質から1回限りのゲームと言えます。
『アンロック! ミステリーアドベンチャー』は『アンロック! エスケープアドベンチャー』に次ぐシリーズ第2弾となります。

『丘の上の館』の感想

 プレイヤーは超常現象に対するプロフェッショナルとなり、怪異が発生している丘の上の館を調査し、呪いを終わらせることを目指します。
『アンロック! エスケープアドベンチャー』を2017年7月に遊んだ以来だったため、約3年ぶりのプレイングとなりました。
 難易度1だけあって、大きなミスもなく、最後まで時間内に進めることができました。
『アンロック!』シリーズは、カードだけで完結しているのと、海外製の謎解きではありますが、やはりフランスと日本とでは感性が近しいのか、納得できる謎が多めなのが嬉しいですね。

『ノーチラス号の罠』の感想

 ダイビングを楽しんでいると、突然、海の怪物に襲われ、酸素残量に気をつけつつ、脱出を目指すというストーリーです。
 これは緊迫感があって面白かったですね!
 今までの作品は、基本的に「60分以内に○○せよ!」というもので、60分という時間リソースを切り崩しながらの戦いでしたが、今回は一味、違いました。ネタバレに抵触しそうなので、明言は避けますが、ヒントは酸素残量です。普段の謎解きよりも緊張感があって楽しめました。

『トニバル島の財宝』の感想

 3作目はカリブ海の海賊が残した財宝を見つけ出すというトレジャーハンティング物。
 ストーリー開始時点で、プレイヤーは総督に逮捕されており、宝探し云々以前の問題として、まず脱獄する必要があります。その後、ライバルの海賊と戦ったり、お馴染み宝の地図など面白い要素が盛りだくさんで楽しめました

一緒に遊んだぺこらさんとのラジオ

終わりに

 やはり『アンロック!』シリーズは、海外の謎解き作品のなかではトップレベルですね。
 謎に対する納得度が、他の作品とは段違いです。1作60分で終わるので、見通しも立てやすいですし、さくさく遊べて楽しいです。「海外の謎解きに興味があるけれど、どれか1作だけ試すならばどれ?」と聞かれたら『アンロック!』と即答します。