よだかのレコードさんの、ドラマチック謎解きゲーム26『夜行』を遊びました。
『オルケストラ・マキナの動かない巨人』や『エリザベート・キャロルの謎めく人魚島』と同じく、3人1組となってリモートで遊ぶオンライン公演です。
ゲームの概要
冒頭にも書きましたが、よだかのレコードさんの言うところのテレ公演の第3弾となります。
過去2作ではSkypeを用いましたが、今回はZoom。顔出しは必須ではないですが、プレイヤー間の連携を高めるためには推奨かもしれません。
公演時間は前後の解説含め120分程度ということで、普段の謎解きよりも時間は少し長めです。プレイヤーが集まっての準備や軽い感想戦も含めると2時間半~3時間ほど、時間に余裕を見ておいた方が良いでしょう。
ゲームの感想
形式的には『RPGからの脱出』や『異世界転生からの脱出』に近しいところがあって、よだかのレコードさんの公演のなかでも、この2作が好きな方は、特に楽しめるのではないでしょうか。
私は大好きなので、ゆっくりと味あわせていただきました。
怖くはなかったです。
ジャンル的には厳密には妖怪物で、怪談ではなかったです(結論が妖怪の仕業になるのか妖怪物、結論が不明もしくは謎となるのが怪談という認識です)。
物語的には不可解な現象が起こりますが、プレイヤーをビックリさせたり、恐怖させる要素はないので「天狗や化け狐が、人間の言葉を喋るだけでも怖い」というレベルの方でない限り、問題なく遊べるかと。
謎解きの難易度的には、比較的、平易に感じました。
見ませんでしたがヒントも用意されていましたし、よだかのレコードさんにしては、かなりユーザーフレンドリーと言うか、優しい感じで、普段は謎解きを遊ばない方にも勧めやすいです。
テンションとして「謎解きをやるぞー!」と言うより「謎解きって1回も遊んだことがないけれど、ステイホームで暇だから、リモートで友だち3人で遊べるゲームを探してる」くらいの方にも気軽に勧められます。
初めての謎解きが『夜行』は、ぜんぜん悪くないのではないでしょうか。
一緒に遊んだぺこらさんとの対談
終わりに
夏らしいモチーフを、ゆるく遊ぶことができたので、かなり好みの公演です。
初心者にも勧めやすいので、不定期でも構わないので、長く開催していただきたいですね。