ニンテンドースイッチのダウンロードコンテンツ『ホテル・ソウルズ』を遊びました。
韓国発のインディーズゲームで、元々はSteamで販売されていたものを、Switchに移植したとのことです。
ゲームの概要
長旅に疲れたあなたは休憩の為、ホテル・ソウルズに泊まることにする。
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000031852
しかし翌朝、荷物に入れておいた石がなくなっている事に気づいた。
“きっと誰かが盗み出したんだ!”
そうやってあなたは神秘的な石を探してホテルの中を探し始めるが…
『ホテル・ソウルズ』は2Dの見下ろし型ミステリーADVです。
ホテル内を歩き回って、カーソルを合わせてボタンを押すと、話しかけたり調査できたりします。
昔ながらのオーソドックスなゲームと言えるでしょう。
シュール? 不気味? な世界観
公式のゲーム画像を見ていただければ、一目瞭然なんですが、すべてのキャラクターがペイントで描いたようなゆるキャラみたいな存在なんですよね。
背景も炭や煤を思わせる、なんとなく怪しげで不気味なモノトーンで、その対比がどうにもシュールです。
NPCの口調も、ぶっきらぼうだったり朴訥だったり、まるで話が噛み合わなかったり……どことなく不条理で悪夢めいています。
でも、その一方で、目を疑うほどくだらないギャグが、いきなり放り込まれたりして謎めいた愛嬌を秘めています。
怖いか怖くないかで言うとは、怖くはない
ホラーではありません。
緊迫したムードや、ドキッとする演出はゼロではありませんが、あくまで彩り程度で、全体を振り返って怖かった箇所は、ほとんどありませんでした。
「雰囲気がだめーっ!?」ってひとは、ダメかもしれませんが、そうでなければ問題なく楽しめるかと。
ゲームの感想
面白かったですね、楽しい時間を過ごせました。
物語の発端は、宿泊客であるプレイヤーの持ち物を盗んだホテル従業員を見つけだすことなんですが、その過程において、そのホテルが抱えている過去や秘密が見え隠れして、思いもしなかった真相が浮き上がってくるのはグッとしましたね。
マルチエンディングなので、一度、クリアした後も、他のエンディングを探したり、各種トロフィーを回収したりするのも楽しいです。さすがにトロフィーは諦めましたが、全エンディングは制覇しました。
一緒に遊んだぺこらさんとの対談
終わりに
1日もあればさくっと終わるアドベンチャーゲームです。
SteamやSwitchで、気楽に遊べるゲームを探している方にオススメです。