EGGミステリー倶楽部さんのマーダーミステリー『健太くんちの消えた高級プリン』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ゲームの概要
プレイヤー人数は4人、GM不要、ユドナリウム及びココフォリアが用意されており、オンラインで遊びやすい無料のマーダーミステリーです。
議論時間は20分、前後の説明を入れても1時間で遊び終えられるコンパクトな作品です。
ストーリー
北海道の金持ちのおじさんから届いた高級プリン4つ。
届いたのが夕食を食べ終わった後だったため、明日食べようということになった。
次の日の夕食のときに食べようと冷蔵庫を見ると、プリンがない。
食べた犯人はこの中にいる。
殺人事件は発生せず、消えたプリンを食べた犯人を追うという日常の謎系マーダーミステリーです。
ゲームの感想
ゲームに直接は関係ないのですが、ルールブックに「マーダーミステリーって楽しいの?」と題して、マーダーミステリーとは何かであるとか、その楽しみ方が文章になっており、とてもユーザーフレンドリーだなと感じました。
私自身がマーダーミステリーに既に慣れているので、未プレイの方と遊ぶときは「マーダーミステリーっていうのは、これこれこういうゲームで~」と一通り説明するのですが、それがすべてきちんと書かれていて、完全に初心者だけで遊ぶパッケージ型として最高だなと感じました。
ユドナリウムの使い方まで網羅されていますし、もう至れり尽くせりです。
前段が長くなりましたが、ゲーム自体に関しては、シンプルに良かったです。
情報量は多すぎず、事件も複雑過ぎず、ユドナリウムを使えばカード管理も容易ですし、過不足なく楽しめました。ほんと完成度が高いと言いますか、理想的だなと感じました。
敢えて言うと、プレイ時間でしょうか。
マーダーミステリーに慣れているメンバーと遊んだので、てきぱきと情報を交換しましたが、不慣れな方がいたり「あれ、この情報は伏せた方がいいのかな? 明かしちゃってもいいのかな?」と躊躇していると、すぐに議論時間が尽きてしまうので、完全に初心者オンリーのときは、プラス5分ないしプラス10分程度、余裕を見てもよいかもしれません。
終わりに
健太くんシリーズということで、既にシリーズ第5弾まで発表されています(第2弾以降は500円)。
このシナリオが面白かったので、第2弾以降もタイミングを見て遊びたいですね。