雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ボードゲーム『警部補新谷左京の事件帖』の感想

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 NSGクリエイトさんのゲームマーケット2021春の新作『警部補新谷左京の事件帖』を遊びました。
 2人用の対話型ゲームです。

ゲームの概要

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「捜査役vs犯人の対話型対決ミステリー」ということで、2人のプレイヤーは警察側と犯人側とに分かれます。
 犯人側のプレイヤーは、手札の証拠カードを繰り出し、あの手この手で嘘のアリバイを捏造し、警察側のプレイヤーは、手札の証拠カードを用いて、アリバイ崩しに励みます。即興で相手を説得しうるストーリーを構築できたプレイヤーが勝者です。

ゲームの感想

 プレイ人数が2人+αと表記されており面白いなと感じましたが「+α」の部分は、プレイヤーの主張をジャッジするギャラリー枠となります。厳密にプレイするなら、ひとりは判定役が必要になりますが、カジュアルに遊ぶのなら2人で充分かなと感じました。
 テーマがミステリーなので、けっこう物騒なイメージがあり、ひとによっては「嘘をつかないといけないの?」と思われるかもしれませんが、プレイ感としては『キャット&チョコレート』に近しいですね。いかに即興で、説得力のあるストーリーを紡ぎ出せるかがポイントです
 ただ、アリバイを捏造するにせよ、アリバイを崩すにせよ、それは手元の証拠カードを使わないとならないので、ロジックが噛み合わないと説得力が生み出せないので、いかに自然な流れを作り出せるかがポイントでしょう。

終わりに

 2人用ゲームであること、そして「対話型対決ミステリー」というジャンル名に惹かれて反射的に購入しましたが、ちょっと期待していたものとは異なりました。
 ライトに楽しめるコミュニケーションゲームを求めている方にオススメです