12月19日は第28回『トランプ勉強会』でした。
草場純さんと開催している古いトランプのゲームを遊ぶ会です。
以下、遊んだゲームの感想を書きます。
スコパ
名作『スコポーネ』を新プライズしたゲームです。
手札が3枚しかないので、選択の余地がないこともしばしば。遊んでいるうちに以前にも1回、遊んだことを思い出しました。
カシノ
『スコパ』と同じくフィッシング系のゲームで、少ない手札でやりくりするのは一緒ですが、段違いに面白いと感じました。
トランプのゲームは、少しルールを変えるだけで劇的にプレイ感が変わる作品が多いですね。
カラブラ
こちらもフィッシング系のゲームですが、遊び続けるのがいっそ苦痛に感じられるほど面白くありませんでした。
特に終息性という概念がなく、運が悪いと永遠にゲームが終わらないのが駄目です。2人なら、まだ終わりますが、3人だとよっぽど噛み合わないと引き分けが続くので、だんだん「誰でもいいので早く勝って終わらせてくれ」という気分になってきます。
ハンドヤス
これは非常に面白かったです。
勝ち抜けのゲームで、最後まで勝てなかったひとりが負けるというルールなので、真っ先に勝ってしまうと暇になるという構造的欠陥があります。それを差し引いても面白いので、機会があれば何度でも遊びたいですね。
『ヤス』系のゲームの最初の作品とのことで、派生作品や後継作品が多くあるようですが、既にかなり完成されていると感じました。
ちなみに写真は『ヤス』を遊ぶために作られた通称ヤストランプ。
わたしはトランプコレクターで、多くのトランプを持っていますが、ヤストランプは初めて聞きましたし、初めて見ました。
終わりに
トランプ勉強会の活動は、とにかく古いトランプゲームを遊ぶことなので、面白いかどうかで言うと打率は低めです。
しかし、とにかく遊ぶことで歴史に埋もれていた傑作を掘り起こせるのが楽しいですね。次回は2022年1月9日開催です。来年も素晴らしいトランプゲームに巡り会えますように!