金曜夜や週末にゲーム会を開いている、徳重のTREEさん。
金曜のは何度か参加したことがありましたが、日曜日に参加するのは初めてです。
この日は伏見でランチの約束があったので、昼からビールを飲みつつ、かしわのみそすきを突付き、夕方から参加しました。
以前にお伺いしたときは名札がありましたが、今回はありませんでした。
「週末開催はないのですか?」と聞いてみたら廃止したとのこと。その代わり、会の最初に自己紹介タイムを設けているとのことでした。
以下、遊んだゲームの感想など。
打天九
よち犬さんの『天九リメイク』は何度か遊んだことがありましたが、元々の天九牌で遊んだことはなかったので、強さ表示が書かれてある天九牌カードを使って『打天九』を遊びました。
ただ、東場が終わったところで「やっぱり、牌の方が遊びやすいですね」ということで、カードはさっくりしまわれてしまいました……。
(遊んだ人:ラスカルさん、温泉玉GOさん、最上さん、秋山)
逐鹿中原
続いては、よち犬さんの『天九リメイク』を使って「逐鹿中原」を遊ぶことに。
中原逐鹿という四文字熟語は知っている方がいるかもしれません。ツォンユァンチーローと読んで、直訳は「中央草原で鹿狩りをする」、そこから転じて「中央を制して天下を制覇する」という意味らしいです。
「逐鹿中原」は、ごいたと同じく向かい合った2人がペアを組み、トリックテイキングを行って、得た牌に応じて点数を得るというゲーム。牌の組み合わせによって点数が大きく変わってくるので、無目的に勝つのではなく、タイミングを見計らって大量得点を獲得するのに必要な牌を取りに行ったり、相方の意を汲んで、組み合わせの片割れとなるような牌を差し込んでいく必要があります。
打天九は気軽に楽しめますが、運要素が大きいので、逐鹿中原の方がゲームとしては奥深いような気がします。
(最上さん&ラスカルさん96点、秋山&温泉玉GOさん94点)
ゲットスイートラブ
(プレイ時間:10分)
最近の温泉玉GOさんお気に入り、と思しきゲーム。
プレイヤ人数分の女子カードに対し、プラスだったりマイナスだったりする属性カードを付与すると同時に、付き合いたい女子に対し求愛していくという……まあ、平たく言うと株ゲーです。
テーマにおいて優れていると思うのは、各女子に対し8枚まで属性カードを付与できるのですが、内4枚は表向きで配置して、内4枚は裏向きで配置するという点。これ、言うなれば「美人で面白くて優しくてちょっとおばかな子と付き合ったつもりが、実は特殊性癖を持ってる切れやすいメンヘラで万年金欠だった」みたいな感じで、ちょっとリアリティを感じます。
その一方で、他プレイヤと競合しなければ、基本的には必ず告白が成功して付き合えるというのは、テーマ的には納得しにくいところです。100%付き合えるとか、ちょっと、どうなんですかね。
(秋山7点、ラスカルさん2点、最上さん-4点、温泉玉GOさん-4点)
人類は衰退しましたトランプ ようせいさん集めゲーム
(プレイ時間:10分)
色んなトランプを集めたいなと思っていて、このゲームもトランプがベースになっていたので買いました。
ゲームとしては、ようせいさんを集めると言うより、豆を植えて育てるという感じが強かったですね。手番に出来ることも少なく、あんまり考えどころもなかったかなという感じです。
(最上さん26点、秋山23点、温泉玉GOさん20点、ラスカルさん0点)
パッチワーク
(インスト:3分、プレイ時間:20分)
ウヴェ・ローゼンベルクによる2人用ゲーム。
ボタンという時間という2種類のリソースがあって、ボタンを支払って布を購入して、時間を消費して、その布を個人ボードに配置します。一定時間が経過する度に、決算フェイズが訪れて、布の配置状況に応じて、収入としてボタンが貰えます。
最初の内は収入が少ないので、時間を余計に費やしてでも、より多くのボタンを貰える布を抑えたいところです。ゲーム序盤に収入体制を整えることができれば、決算フェイズのたびに多くのボタンが降ってくるので。
ゲーム中盤以降は、収入よりも消費される時間や、布の大きさの方が気になってきます。ゲーム終了時(=両プレイヤの時間がなくなったとき)に個人ボードの空いているマスは1空き2失点となるので、できるだけ個人ボードは隙間なく埋めたいところです。
ある種の、拡大再生産と言えるかもしれません。ローゼンベルクがこれをデザインする必要があったのかは分かりませんが、アートワークがかわいらしいですし、売れそうだなと感じました。
(最上さん8点、秋山5点)