雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

演劇×謎解きの体験型イベント『ラブレター大捜査線』の感想

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 体験型謎解きRPGイベント「リビルド」のスピンオフ作品として開催されたホール型リアル謎解きゲーム『ラブレター大捜査線』を遊んできました。
 残念ながら今ひとつ楽しみきれなかったので、ややネガティブな感想となります。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。

イベントの概要

 TERRA NOVAによる体験型RPGイベント『リビルド』は、東京の井荻にある常設店で遊ぶことができるルーム型のリアル謎解きゲームを中心に展開されています。
『序章 エニグマからの挑戦状』がストーリー的には最初に位置づけられており、プレイヤは2種類の陣営のいずれかを選び、その陣営に属するメンバーとして『レジスタンス派閥第1章 古代遺跡の守り神』等、以後のイベントに参加できます。
 秋山は『序章 エニグマからの挑戦状』のみプレイ済みですが、非常に洗練されたルーム型で、好みの中心ストライクでした。感想も書いています。

難易度

 秋山が参加した回は、下記の通りです。
・参加チーム:8チーム
・成功チーム:2チーム
・成功率:25%

ゲームの感想

 キャッチフレーズとして「演劇×謎解き」と銘打たれており、演劇要素は非常に良かったです
 ミステリーナイトやすゞひ企画ほど本格的ではありませんでしたが、多くの謎制作団体がムービーで済ませるところが演劇になっていて、役者さんによる演技を間近で見られたのは良かったです。
 謎解きに関しても、最初の20分と最後の20分はレベルが高く、非常に楽しめるものでしたが、中盤の20分が完全にノットフォーミーでした


「ネタバレになるのでSNS等では書かないでね!」と司会のまぐろさんがおっしゃっていたので書きませんが、デザインとして成立していないなと感じました。
 リアル謎解きゲームにおいて、しばしば言われる文言として「情報共有と役割分担が大事」というのがあります。これに照らし合わせると、情報共有が、ほぼ不可能な空間作りに加えて、役割分担をした結果、まったく役割がなくなる人間が生まれうる、と感じました
 実際、秋山は中盤の20分において、10分くらい謎解きにまったく関与せず、チームにまったく貢献せず、ぼんやり椅子に座ってチームメンバーの背中を見て過ごしました。
「いや、いじけてないで働けよ!」と謗りを受けそうですが、秋山が張り切れば、その分、他の参加者が割りを食うかもと思ったら、もう無理でした。


 と言うわけで、テンションが底辺まで落ちて、公演中に帰り支度までしたのですが、終盤になって、またく面白くなりました。
 けれど、なかなかテンションが上がらず、ちょっと機械的にやってしまったかもしれません。
 最終的には「後1分あったら成功できていた」という、リアル謎解きゲーム的には、かなり楽しいシチュエーションになりましたが、なんだかなあという感覚のまま終わりました。

一緒に遊んだぺこらさんの感想

途中、置いていかれちゃったね

あ、そうなの? ぼくは、ついていかないことを選択したけれど

私には無理だったよ。あっきーは、ついていこうとすれば行けたでしょ? なんで、行かなかったの?

行っても良かったけれど、ぼくが行ったら、その分、関われなくなるひとがいるでしょ。だからだよ

レジスタンス派の方が楽しそうだったね

役者さんは、レジスタンス派の方が勢いがあって良かったね。盛り上げ上手だったと思うよ

分かる。Zセキュリティは、その点、ちょっと淡々としちゃうよね

我々はスピーカーの近くにいたこともあって、BGMで声がかき消されたところもちょっとあったよね。BGMが大きすぎるのでは? と思ったけれど、直後に登場したレジスタンスの方々の声は、ちゃんと聞こえたから、やっぱり声量の問題だよね。まあ、Zセキュリティは、あんまり大声っていうイメージではないけれど

ルーム型で遊びたかったね

終わりに

 ゆうげんのあざらしさんがスタッフとして参加されていましたが、公演中のヒント出しや、終了後など、とてもケアしていただきました。ゆうげんさんの公演は、なんだかんだタイミングが合わず、なかなか参加できていませんが、機会を見て参加したいですね。
 後、中盤の展開以外は、わりと好みなのでルーム型の『古代遺跡の守り神』は参加したいですが、ホール型はどうでしょう……見送るかもしれません。そんな感じでした。