8月21日に第36回『トランプ勉強会』を開催しました。
当日、遊んだゲームの感想を書きます。
マリンバ
19世紀初頭の記録のあるポルトガルのゲーム。
わずか3トリックのメイフォロー風トリックテイキング。
取ったトリック数に応じてアンティを分けるので、3人が出て、3人とも1勝した場合、実質、痛み分けとなる。出たにも関わらず1勝も出来ないと、余計にチップを払わないといけないので、そこが見極めになります。
今回は3人で遊んだけれど、3人が3人とも出ることはないので、総じて、1対1になりがちです。かつ、2対1で終わることが多く、なかなか派手な戦いにならない。最低でも5人以上、できれば7人ほどの多人数で遊んだ方が面白いでしょう。
カリンボ
『マリンバ』を元にしたブラジルのゲーム。『マリンバ』の亜種と言えるが、圧倒的に面白いです。
主な変更点は2つ。メイフォロー風をマストフォローにしたことと、失敗時のペナルティ支払いをそのディール中ではなく、次のディールにしたこと。
ルール変更を最小限に留めつつ、ゲームが劇的に面白くなる好例と言える。3人でも充分に楽しいし、5人以上でも楽しい。
終わりに
この日は最初3名でしたが、後から2名の参加者を加えて、計5名となりました。
次回は9月18日、スペインの『オンブレ』やインドネシアの『オミ』、スコットランドの『トゥエンティファイブ』を遊ぶ予定です。